しっかりとしたハリのある
硬めの濃藍のちりめん地には、
異国の花と思われる
エキゾチックな雰囲気の唐草模様が
型絵染にて染められた
秀逸な紬織りや型染めなどの作品を手がけ、
独自の美意識を表現されている
昭和を代表する染織研究家、
浦野理一さんの九寸名古屋帯です。
優しく染められた型絵染には爽やかさと
可愛いらしさが相まって、ありそうでない
浦野さん独特の表情を感じられます。
浦野理一さんは、小津安二郎映画の衣装担当や
雑誌「ミセス」の創刊にも携わるなど、
着物を通じて日本文化の美を追求されておりました。
こちらの帯でしたら、小紋や、
江戸小紋、色無地のお着物とも
相性がよろしいですし、
織物のお着物ともあわされても素敵かと思われます。
手先のみが縫われた
松葉仕立てとなっており、
白の綿の裏地がついております。
お締めにはなられていない様子ですが、
綿の裏地に一部くすみの様なものが見られます。
◆サイズ
長さ ：356cm
太鼓幅：30.5cm
◆詳細
素材：絹
状態：中古品
付属品：
◆商品コード：HOGAAB-230
地色 濃藍(濃い紺色)
唐草の色 白
唐草の花の色 漆黒
かいきり線の色 葡萄色(ワインレッドの様な色)
※こちらの価格には消費税が含まれています。
※この商品は送料無料です。
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