絹鼠が近いでしょうか。
少し節感のある
しっかりと織られていながらも
雰囲気のある小千谷紬の地に
辻が花染めを施した
森健持さんの九寸名古屋帯です。
辻が花染めは、はるか昔、
室町時代には着物の染色として
確立していた染色手法です。
複彩色による絞り染め分けを施した上に、
彩色と図案を絞り描き出すことで、
手描き友禅にはない装飾的な趣が生まれます。
上品な辻が花に葵の葉、様々な植物が
描かれた帯地は、
まるで小袖の模様を写した様な
雅な雰囲気ですが、
現代の着物に合う色使いや、
雰囲気は森健持さんだからこその
作品と仕上がっていると思います。
こちらの帯でしたら、
小紋や、江戸小紋のお着物や、
紬のお着物と相性がよろしいかと思います。
季節を選ばない帯ですので、
様々な季節にお召いただけるかと思います。
◆サイズ
長さ ：377cm
太鼓幅：31cm
前幅 ：15.7cm
◆詳細
素材：絹
状態：未使用品
付属品：
◆商品コード：HOKA-229
地色 絹鼠(少しくすみ感のある明るめのグレー)
絞り染めの内側上部 黒茶(濃いめの茶色)
絞り染めの内側下部 紫紺(濃いめの紫)
お太鼓中央部葉
絞り染めの内側下部 薄鼠(青みが入ったグレー)
お太鼓中央部葉 櫨染(少し茶色が入った黄色)
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