手織り手紡ぎでしょうか
非常に表情豊かな糸から織り出された
白橡色の紬は、とても素晴らしい紬と
なっております。
その紬に織られたおそらく藍から
作られた絣糸で６色もの色を使い、
菱模様が丁寧に等間隔に織られた
圧倒的な存在感を感じられる
紬の着物です。

産地や作家さんの特定は叶いませんでしたが、
その存在感は作品展に出品されたと
言われても納得の完成度になっております。
藍がつくる美しいグラデーションには
思わず目が奪われてしまいます。
まさに工芸的なお着物と
言えるのではないでしょうか。

こちらのお着物でしたら、
しっかりとした紬などの織の帯と
相性がよろしいかと思われます。
郡上紬や結城紬、伊那紬などの
帯や、ざっくりした糸味のよい八寸帯などと
合わせられると素敵かと思います。
あとは、黄八丈の帯などもよろしいですね。
工芸的な作家さんの帯ともよくお似合いになるかと思います。

非常に細いしつけ糸が付いており、
未使用品かと思われます。

◆サイズ
身丈：160cm/4尺2寸２分
裄丈：65.5cm/1尺7寸３分
袖丈：49.5cm/1尺3寸０分
前幅：26cm
後幅：30.5cm
袖幅：32.5cm

◆詳細
素材：絹
状態：未使用品
付属品：なし

◆商品コード：HKMA-0223

地色　白橡(薄い緑の混ざったベージュの様な色)
絣の模様　濃い藍色
　　　　　鉄紺(濃い藍色)
　　　　　紺青(鉄紺より明るい青)
　　　　　瑠璃紺(紺青より明るい青)
　　　　　群青色(瑠璃紺より明るい青)
　　　　　勿忘草色(水色に近い色)
　　　　　月白(白に近い水色)